高時給の理由を暴け!秋葉原メイド喫茶の面接に16歳が行ってきた。
※この記事は二月ごろに執筆したものをリライトしています。
だいぶ前にマイナビ様に納めた記事ですが、内容的にお蔵入りしていたのでひっぱりだしてきました。(そして今後没ネタはブログに乗っけていいと言っていただきました)
というわけでタイトル通り、メイド喫茶バイトに行ってきました。うへへ。
バイトするなら「高時給」
高校生の皆さんは、一度は「アルバイトしたいなあ」と思った事があるのではないでしょうか。
バイトの条件としては、とにかく「稼げる」ことが第一ですよね。
でも、高校生のバイトなんてせいぜい時給950円…。「もっと欲しいなあ!」と思いますよね。
では、稼げるバイトとはなんなのか!という事でマイナビバイト等のバイトサイトをあさったところ…
「メイド喫茶」系の「萌え系バイト」がどうやらもうかるらしい。そして、「メイド喫茶」はガールズバー等のほかの風俗バイトと違い、高校生OKのところもあるらしい!!!(風俗系は基本18歳未満は法律違反だから気を付けよー)
しかし、メイド喫茶って安全なの?どんなバイト??と、不透明ゆえ怖そうなバイトでもありますよね。
という訳で、七瀬くるみが実際にバイトの面接に応募して、どんな感じの面接を受けたか、お伝えしたいと思います!
この記事を読んで、安易に時給の高いバイトを選ぶかどうか、よく考えてください!!
先に言っておくと、働いてないからね!!ね!
訪れたのは秋葉原の「JK通り」の奥地の店…
秋葉原には、俗に「JK通り」と呼ばれるところがあります。数年前までおさんぽJKとして、現役の女子高校生が多くたちんぼをして、お客さんにこえをかけていた通りです。
2016年になった今でも、制服姿の女の子は何人かいましたが、現役かどうかは怪しかったです。肌の若さ的に(失礼)
さて、そんなところに制服で訪れたのでだいぶ目立ちつつも、店に到着。正統派のメイド喫茶ではなく、「くのいちカフェ」てきな、忍者のコスチュームを着て接客するお店です。
階段を上って店内に。
雑居ビルの二階に位置するお店。看板はちゃんと出ていました。店内に入るとほんとうに狭い。教室の半分ないくらい。
バイトルの広告写真に騙されたぜっ!!
おっさんグループが一組しかお客さんはいませんでした。
店長に声をかけられ、厨房の奥の事務所へ。厨房といってもただの給湯室のようなもので、お粗末な調理環境でした。どこにもメイドが愛を注ぐスペースはなさそう。
奥の二畳もないような事務所に通され、いよいよ面接が始まりました…!
なんと面接に履歴書を持っていかなかった七瀬
店長に「履歴書は?」と聞かれ、
七瀬「今日はお話を聞きに来ただけなので、もってきていません!」
店長「(唖然)」
七瀬「まだやるかどうか悩んでいて、今日のお話次第で日を改めてうかがわせてください!」
というわけで、早くも怪しさMAXな空気感。
店長に常識云々言われましたが、私的には働く意思がそこまでないのに自分の個人情報晒す気にはなれなかったのです。(ゴメンネ店長)
しかし、開き直った私の態度からか、経営システムとかなんかいろいろと語ってくれました。(アリガト店長)
店長「ウチは風俗です。あなたは商品です。」
店長が語ってくれたこの喫茶のシステム及び、萌系バイト界隈についての話をまとめるとこうなる。
お客さんは、普通に買ったら100円くらいのジュースを800円で買いに来る。
なぜなら女の子に給仕してもらえるから。
基本的に女の子目当てでお客さんは来ているので、当然顔は可愛い方が有利である。(ちなみに顔でお給料が違う店もある)
が、スタイルだったり話術だったり、売れるために彼女たちはセルフプロデュースを日々行っているのだ。それは営業時間外もである。
バイトで売れるために努力をする。それができないと、満足いく給与はもらえない。
萌系バイトは基本的に指名料やチェキ手当など、基本給+歩合制だし、稼げない子はクビにされる厳しい世界なのだ。
決して「楽な仕事」ではない。バイト時間外もバイトで売れるために努力できるような子しか求めていない。ということである。
店長「七瀬さんは顔は悪くない。」
七瀬「あざす」
店長「ぜひともうちで働いてほしい。」
七瀬「でも時間がないんですよ、努力する」
店長「それは甘えだ」
七瀬「デスヨネ」
店長「そして履歴書をもってこないなんt((」
七瀬「サーセン」
とりあえず、気が向いたら連絡するということでこの日は引き上げました。が、やはり楽に稼げるバイトってそうないんだなあと改めて感じました。
いくらおさわりなどの性的なことがないとしても、お客さんは自分たちのことを「性的対象物」としてみているわけで。
そんな環境で媚を売れるようなメンタルが強い女の子に向いているバイトかもしれません。
また、ほかのメイド喫茶勤務経験のある人に話を聞いたところ。やはり女同士のイジメや戦いがあるそうです。
大きな店だと派閥もあるとか。負けず嫌いな努力家の勇者的女の子にしか向いてないのでは…と話を聞いて改めて実感しました
個人的に気になる店長の正体
もしも彼がただのチェーン業界の店長だとしたら、ここまで経営についてはくわしくないでしょう。おそらく店長は経営者です。
となると、このような萌系バイトで組合や系列店という同業者のつながりなしに利益を見出すのは難しい。の、で!
店長は横系列のつながりがあるだろう。なので、高校を卒業したら風俗店を進められる可能性もあるだろう!!
働くとなった場合、同業者同士で女の子等の情報交換は行われているとみていいでしょう。そうなると18歳になったら別のより高時給のバイトに流されるのでは…(特に断りきれないと…)
という被害妄想が働いてしまいました。気になるからもう一回行ってみようかな←
まとめ
・メイド喫茶だって風俗。自分が商品という自覚をもって働くべし!!
・バイト時間外でも努力できる、負けず嫌いには向いている!!
・聞いた話だと、チェキが3万で売れたりもするらしいから自信のある子はやってみては!!
・SNSでファンと交流とか、バイト時間外も本当に大変そう!!!
・店を信用しきらない方が、私としてはいい気がする
七瀬は悩んだ末、六月から恵比寿のボーカルスクールの受付というバイトにしました。てへ。
皆さん、萌系バイトやりたいですか?やりたくないですか??